となり町戦争

となり町戦争

「僕らの七日間戦争」を思い出すタイトルに何か心躍るアクション物な内容を勝手に想像しながらそのうち読んでみようと思いつつ、いつの間にか本屋の平積みから消えつつあって、最近また妙に読書好いているこの流れで読んでみようかと何件か本屋をハシゴして見つけてきました。そしてあっという間に読んでしまいました。
結局「僕らの七日間戦争」とは程遠い内容なのですが、せつなわくわくがたっぷりのファンタジックな物語でした。なるほど、僕らは戦争について確かな感覚を持っていません。文章は、読み易いというかなんとも「なめらか」な感じで語感がいちいち気持ちいいです。オススメです。