ヒップホップ

Low End Theory

今日は初めてヒップホップのラップのCDを買ってみました。A Tribe Called Questという三人グループの二枚目のやつ。もう解散したグループなのですが、90年代にすごい勢いだったと聞いたので試しに。聴いてみましたが、なるほどかっこいいです。ラップも全然抵抗無く聴けます。むしろ難しいタイミングのフレーズをきっちりきめちゃうところでちょっと興奮します。トラックもジャズのレコードからサンプリングしているのが多くて好みだし、一曲では大御所ロン・カーターがサンプルじゃなく弾いているあたりもグッとくるし。

ヒップホップってのは音楽のジャンルだけじゃなくビジュアルやライフスタイルなどの文化をひっくるめてヒップホップと呼ぶのだと前に何かで読んだか聞いたかした記憶がありますが、僕にはダボダボしたファッションのいわゆる「ヒップホップな」友達がいないもんで、説明しづらいんだけれど何とも言えないあの独特な雰囲気にイマイチ釈然としないモノを感じていました。でもだからこそ興味があって、最近ヒップホップに手を伸ばしてみております。
この間もDJ BAKUというスクラッチの上手な人が自分のプレイとか周りの人達を撮りためてまとめたドキュメンタリーのDVDを観ました。ライブでは上手なスクラッチでお客さんも盛り上がって、仲間の家に遊びにいってはまたスクラッチしたり。やはり雰囲気的に僕の友達にはいないタイプですがまぁ音楽が楽しくてそれについて話をしたり自分が作ったもので喜ばせたいとかそういう点は同じだと思うので、喋ってみたら案外話は合うかもしれません。でもその前にダボダボの人が集まるところに行かないな、おれ。速弾き命のヘビメタ野郎とはすぐに打ち解けられるのになぁ。もうちょっと聴いてみよう、ヒップホップ。